加齢臭じゃない!デリケートゾーンのにおい、40代がやるべきは「保湿」より「菌育」
はじめに:その「におい」、あなたのせいじゃありません
「最近、ふとした瞬間に自分のにおいが気になる……」
「もしかして、周りの人にも気づかれている?」
40代を過ぎて、デリケートゾーンの「におい」に変化を感じ、不安になっている方は少なくありません。
でも、まず最初にお伝えしたいことがあります。それは、あなたの不摂生でも、清潔にしていないからでも、特異な体質のせいでもありません。
私たちの体は、40歳を境に「女性ホルモン」という名の魔法が少しずつ解けていく時期に入ります。
それに伴い、デリケートゾーンの環境も劇的に変化するのです。
この記事を読むメリット
- なぜ40代からにおいが変わるのか、生理学的な理由がわかります。
- 良かれと思ってやっていた「NGケア」に気づき、今すぐやめられます。
- 「菌育ケア」という最新のメソッドで、におい悩みを根本から手放せます。
- デリケートゾーンから全身の「潤いとハリ」を育てる方法がわかります。

専門家として、そして一人の女性として、愛ある本音(毒舌も少々?)を交えながら、あなたの「揺れる心」と「デリケートな体」を整えるロードマップを提示します。
さあ、自分を責めるのは今日でおしまい。生理学で賢く解決していきましょう!
40代からデリケートゾーンのにおいが変わる「本当の理由」
1. 女性ホルモン減少による「pH(ペーハー)値」のドミノ倒し
20代や30代の頃、デリケートゾーンは強い酸性(pH3.5〜4.5)に保たれていました。
これは「デーデルライン桿菌(かんきん)」という、いわば「おまたの守護神」である乳酸菌が自浄作用を発揮していたからです。
このバリア機能のおかげで、雑菌の繁殖が抑えられ、においも気にならなかったのです。

しかし、40代になり女性ホルモン(エストロゲン)が減少すると、この守護神が住みにくい環境に激変します。
これを図解すると、「鉄壁の守りを誇っていた城壁が、砂のように崩れ落ちていくイメージ」です。
酸性から中性に傾いたデリケートゾーンは、まさに「雑菌のパラダイス」。
今までいなかった菌が増殖し、それが独特のにおいや、不快なかゆみを引き起こすのです。

2. 潤い不足が招く「乾燥性におい」
「乾燥しているのに、におうの?」と思うかもしれません。
実は、40代以降のデリケートゾーンは、まぶたや唇と同じくらい、あるいはそれ以上に薄く、乾燥しやすくなっています。
乾燥すると、肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が溜まりやすくなります。
その角質が皮脂やわずかな分泌物と混ざり合い、酸化することで「ツンとしたにおい」や「こもったようなにおい」を発生させるのです。
「潤いとハリ」がない肌は、実はにおいやすい肌でもあるのです。
3. 自律神経の乱れと「汗」の質
更年期に入りかけると、自律神経が乱れ、いわゆる「ホットフラッシュ」のような発汗が起こりやすくなります。
このとき出る汗は、普段のさらさらした汗とは異なり、ミネラル分を多く含む「ベタベタした汗」になりがちです。
この汗がデリケートゾーンに滞留すると、蒸れが発生し、さらに菌のバランスを崩すという悪循環に陥ります。
「がちがちさん(緊張タイプ)」や「どんよりさん(セロトニンタイプ)」の方は特に、ストレスによる発汗がにおいを助長しているケースが多いのです。
もし、あなたが「最近、肌のハリもなくなってきたし、疲れが取れない……」と感じているなら、それはデリケートゾーンだけの問題ではなく、全身の女性ホルモンバランスが影響しているサインかもしれません。
そんなときこそ、体の「芯」である、デリケートゾーンの菌を整えることが、全身の免疫力を上げることに繋がります。
ちなみに、そんな時のスキンケアには、お肌の細胞レベルから生命力を呼び覚ます「レチノビオローズ」のような「美肌菌力をあげる」ケアを取り入れ、顔にも菌育で巡りを整える視点も大切ですよ。

それ、逆効果です!40代がやりがちな「NGケア」の罠
においが気になるあまり、あなたはこんな「良かれと思ったケア」をしていませんか?
更年期カウンセラーの立場から言わせてもらえば、これらはすべて「デリケートゾーンの寿命を縮める行為」です。愛を込めて言いますが、今すぐやめてちょうだい!
NG1:石鹸やボディソープで「ゴシゴシ洗い」
一番やってはいけないのがこれです。
普通のボディソープはアルカリ性であることが多く、40代でただでさえ中性に傾いているデリケートゾーンをさらにアルカリ側へ押しやってしまいます。

つまり、「守護神(乳酸菌)」を自ら全滅させて、雑菌を招き入れているのと同じ。
これをたとえると、「火事に油を注ぎながら、一生懸命うちわで仰いでいるようなもの」です。においの原因を自ら作り出しているんですよ。
NG2:オイルでの過度な保湿
「乾燥がダメならオイルで!」と、マッサージ用のオイルを塗る方がいますが、これも要注意。
特定のオイルは、デリケートゾーンの常在菌バランスを崩すエサになってしまうことがあります。
ベタベタした状態は、蒸れを加速させ、逆ににおいを強くする原因になりかねません。
NG3:膣内洗浄(シャワー)のしすぎ
「中まで洗えばスッキリする」というのは大きな間違い。
膣の中を洗い流しすぎると、わずかに残っている自浄作用まで根こそぎ奪ってしまいます。
「触りすぎない、洗いすぎない」。これが40代以降の鉄則です。
40代からの正解は、洗って整える「菌育ケア」
では、どうすればいいのか? 答えはシンプル。
「自浄作用を取り戻し、常在菌を味方につけること」です。これを私たちは「菌育ケア」と呼んでいます。
【菌育ケアの3ステップ】
- 洗う:pH4前後の専用ソープで、なでるように洗う(バリア機能を守る)。
- 触らない:必要以上にこすらず、清潔なタオルで軽く押さえる。
- 整える:乳酸菌配合のミストやセラムで、常在菌をベストな状態に導く。
特に、40代からのケアで重要なのは、ただ汚れを落とすだけでなく、「潤いとハリのあるしなやかな状態」へ導くこと。
pHバランスを整える「フェムケア(専用ソープ・ミスト)」を日常に取り入れるだけで、驚くほどにおいの悩みは軽減されます。
「体質のせい」で悩んでいた時間がもったいなくなるほど、生理学的なアプローチは確実です。
お悩みから脱出!実体験の声
事例1:45歳・Aさん(会社員・がちがちさんタイプ)
「夕方になると、デスクに座っているだけで自分のにおいが気になるように。こっそりトイレで拭いても改善せず絶望していましたが、専用ソープに変えてミストで菌育を始めたところ、3日目には『無臭』を実感。心まで軽くなりました!」
事例2:51歳・Bさん(主婦・どんよりさんタイプ)
「においだけでなく乾燥によるかゆみもひどく、病院に行こうか悩んでいました。菌育ケアを始めてから、肌にハリが戻り、ふっくらとした潤いを感じるように。自分を大切にしている実感が、更年期の沈んだ気持ちを救ってくれました。」
事例3:私(更年期カウンセラー)の経験
「私も40代半ば、急なにおいの変化に戸惑いました。当時は知識がなくゴシゴシ洗ってしまい、余計に悪化……。でも、菌を整えるケアに出会ってから、デリケートゾーンのコンディションが全身の巡りと繋がっていることに気づきました。今が一番、潤いとハリに自信があります!」
今日からできる!においを手放すアクションプラン
においのない、清々しい毎日を取り戻すために、今日から以下のことを意識してみてください。
- 下着は綿やシルクなどの天然素材を選ぶ:ポリエステルなどの化学繊維は蒸れを助長し、においの温床になります。
- 「巡り」を意識する:下半身が冷えて血流が悪いと、デリケートゾーンのターンオーバーも停滞します。
「セラムミスト」を使って骨盤周りの血流をあげることで、全身の巡りをよくしましょう。 - 「デリケートゾーンケア」で顔も体も一気にケア:40代の肌は、水分を保持する力が弱まっています。
デリケートゾーンの不調時は、きっと肌の調子もいまいちのはず。
顔のたるみやくすみが気になるなら、実は、デリケートゾーンケアをしたほうが、潤いとハリがアップするんです。
一方、お顔のスキンケアも、化粧水でごまかすのは卒業。
お顔も菌育が重要なのは同じ。「レチノビオローズ」のように、エイジングサインにアプローチしながら、そして細胞の活性化を一本で叶えるクリームと、脳にも届く癒しの香りの効果で、全身の「女の生命力」を底上げしてください。
デリケートゾーンのケアは、決して恥ずかしいことではありません。
むしろ、「自分というかけがえのない存在を、一番丁寧に扱う儀式」なのです。

40代のデリケートゾーンQ&A:こんな時どうすればいい?
検索窓でよく見かける、40代女性の切実な疑問にお答えします。
Q1. においに種類はありますか?(酸っぱい、生臭いなど)
A. はい、あります。
「酸っぱいにおい」は、乳酸菌がしっかり働いている証拠で、実は健康な状態。
逆に「生臭い」「イカのようなにおい」は、雑菌が繁殖してpHバランスが崩れているサインです。
もし、おりものの色が緑っぽかったり、強いかゆみを伴う場合は、迷わず婦人科を受診してくださいね。それは「病気」のサインかもしれません。
Q2. おりものシート(パンティライナー)は毎日使ってもいい?
A. 理想を言えば、避けたほうがいいわね。
シートを使い続けると、どうしても通気性が悪くなり、菌が繁殖しやすくなります。
どうしても使いたい場合は、1〜2時間ごとにこまめに交換するか、オーガニックコットンのものを選んで。「蒸れ」は、においの一番の親友ですから。
Q3. ケア用品を選ぶ時の基準は?
A. 「pH値」と「成分のシンプルさ」です。
40代の薄くなった肌には、刺激が強いものは禁物。pH4前後の弱酸性で、不要な香料や消臭剤が入っていないものを選びましょう。
さらに、菌育エキス(発酵成分)など、「菌を育てる」視点があるものがベストです。
Q4. セックスの時、においが気になって集中できません。
A. 恥ずかしがらないで。それは「乾燥」のサインかもしれません。
40代以降、潤い不足でにおいが発生している場合、行為そのものが苦痛になることも。
菌育ミストで日常的に潤いとハリを与えておけば、においも気にならなくなり、自分に自信が持てるようになりますよ。
Q5. デリケートゾーンのケアで、顔のたるみも改善しますか?
A. 実は、大いに関係があります!
漢方やリンパケアの視点では、股関節周りと顔の筋肉は繋がっていると考えます。
デリケートゾーンを潤し、顔のマッサージで巡りを良くすることは、結果として顔のくすみやたるみの改善にも繋がるのです。
全身のエイジングケアを加速させたいなら、デリケートゾーンの菌育ケアセットに、洗顔後に1本のケアでOKの高機能クリーム「レチノビオローズ」をリンパを流しながら塗るのが賢い選択です!
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まとめ:明日からできる「潤いとハリ」への3ステップ
いかがでしたか? 40代のにおい悩みは、正しい知識とケアがあれば、きっと解決できます。
【今日のまとめ:明日からのアクション】
- 「普通の石鹸」を卒業する:デリケートゾーン専用のpH4ソープに切り替える。
- 「菌育ミスト」を習慣にする:日中もシュッと一吹きして、守護神(乳酸菌)をサポート。
- 「自分を責める」のをやめる:これは生理現象。ケアを楽しむ余裕を持つ。
デリケートゾーンが整うと、不思議と心も上向きになります。
不快なにおいから解放され、潤いとハリに満ちた自分を取り戻したとき、あなたはもっと自由に、もっと欲張りに人生を楽しめるはずです。
さあ、今日から「自分を愛する菌育」を始めてみませんか?
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