エクオールって何?
エクオールとは?
よくいただく質問です。
更年期のケアで
「エクオール」という言葉はよく聞くけれど
それが何なのかよくわかっていない人がほとんど。
大塚製薬さんが「エクエル」というサプリで
たくさんPRをしていらっしゃるお陰で
知名度が抜群にあがりました。
なぜこの「エクオール」が注目されて
更年期や女性の健康に良いと考えられているかというと、
女性ホルモン様の働きが期待されるからです。
生理前や、更年期など
女性ホルモン(エストロゲン)が減少により、
心身の不調を感じやすくなります。
そのプチ不調の症状を和らげるのに
期待されるのが、
「女性ホルモン様」の働きですね。
そして、「女性ホルモン様」の働きで
植物由来で、食品で・・・
というと、すぐ思い浮かぶのが
「イソフラボン」
中でも、
「大豆イソフラボン」ではないでしょうか。
だから、
豆乳を飲むといい、
お豆腐やおからがいい、
発酵した味噌や醤油がいい
・・・なんて、昔からよく聞きましたよね。
そこに関わるのが、「エクオール」です。
実は、最近わかったのが、
大豆イソフラボン=すべてが女性ホルモン様(エストロゲン様)として働くわけではない、
ということ。
大豆イソフラボンはダイゼイン、ゲニステイン、グリシテインの三種類に分けられます。
このうち、ダイゼインがエストロゲン様に働くと考えられていましたが、
(DNA配列が似ているため)
実際に、エストロゲン様に働いているのは、
イソフラボン(ダイゼイン)が腸内細菌で産生された「エクオール」
だということが分かってきました。
1984年、米国のSetchell博士らにより、大豆イソフラボン(ダイゼイン)の代謝物であるエクオールが、
人間の体内で女性ホルモンのように働くという研究報告が発表されてから、
エクオールの研究が進み、
大豆イソフラボンの女性ホルモンに似た作用の源が「エクオール」と考えられるようになり、
現在では以下のような、さまざまな研究発表が報告されています。
- 更年期症状の改善
- 抗酸化作用
- 骨粗しょう症予防
- 血管内皮作用
- メタボ予防
- 皮膚老化の予防
- 脂質代謝改善
つまり、
「エクオール」とは、
食べた大豆イソフラボンを、腸内細菌が、変換してくれたもの。
菌が産む、代謝物である「エクオール」がカラダに寄与するように、
ヒトに必要なのは、菌による代謝物。
デリケートゾーン~膣~子宮内も、腸内細菌と同様に
フローラ(乳酸菌などの常在菌)が大切で、
全身健康にまで寄与します。
The LADY.のローズプラセンタシリーズは、
ポストバイオティクス技術により、
乳酸菌類が産出した代謝物(ヒトに有用なシグナル成分/美容成分)
をダイレクトに届けます^^
大豆イソフラボンを食べても、
腸内細菌で変換された代謝物:「エクオール」が必要なように
ダイレクトな効果には、乳酸菌など菌類でも、そのエサでもなく
代謝物がヒトにとっては必要なのです^^